西郷どん25話感想「生かされた命」助けられた吉之助の運命は如何に

この記事では、西郷どんを見逃してしまった、または無料でもう一度みたい人のために、
西郷どんのあらすじと感想、そして無料で動画を見る方法についてお伝えします！

Contents

1 西郷どん 25話のあらすじと感想ネタバレ
2 西郷どん 25話だけでなく、1話～最新話を無料で見たい方（見逃した方）はこちら

この記事では、2018年7月1日（日）20時放送、西郷どんの25話の感想ネタバレを書いていきます。

ネタバレ注意です！

1 西郷どん 25話のあらすじと感想
2 西郷どん 25話だけでなく、1話～最新話まで一気に視聴したい方や見逃した回がある方はこちら！
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西郷どん 25話のあらすじと感想

西郷どん 25話　あらすじ

吉之助（鈴木亮平）は檻の中で瀕死の状態だったが、川口雪篷（石橋蓮司）のおかげで助かることができた。生かされることになった吉之助は恩義を感じたのか、沖永良部島の子供たちに学問を教え始めた。

その頃江戸では、島津久光（青木崇高）率いる薩摩藩士は、江戸城から薩摩藩へと戻る最中だった。その道中、突然現れた外国人を切り捨てる事態が生じた。薩摩藩の実権を握る久光の行列に頭を下げなかったためである。世にいう生麦事件である。

惨殺された外国人は英国出身であった。そのため、英国は薩摩藩に攻撃をすることとなる。

その知らせは、沖永良部島まで伝わっていた。英国は薩摩藩内の沖永良部島にも砲撃を加えていた。危険を感じた島民や吉之助ら。雪篷は島抜けを図ろうとしていた。吉之助は雪篷を止めようとするのだった。だが、雪篷は薩摩藩と英国との戦いを止めさせるために、薩摩藩に向かうのだという。外国と戦うべきでないという斉彬の思想を雪篷の中に見た吉之助は、雪篷に同意するのであった。
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西郷どん 25話　感想・ネタバレ

吉之助が雪篷に助けられたところから始まりました。雪篷という人はよくわからない人ですね。前回は、一蔵（瑛太）が吉之助のことを見捨てるんじゃないかなどと、吉之助にけしかけていました。吉之助のことなど生きようが死のうがどうでもよさそうですが、食事を摂らない吉之助を生かそうとします。一蔵には生きて薩摩に戻ってくると話していましたが、久光は吉之助を生かす気はありませんから、吉之助としては死んでもよかったのかもしれません。だからこそ、藩から送られてくるわずかな食事も摂りませんでした。雪篷に生かされたことで、再び生きることを吉之助は決意したのでしょう。沖永良部島に住む子供たちに学問を教えることを始めます。

雪篷も陽明学の学者ですし、吉之助をはじめとして薩摩藩の武士は貧しかろうが学問を一様に受けることができました。吉之助が斉彬に取り入れられたのも、学問の才があったからですね。子供に学問を教えることなど容易なんです。

吉之助が沖永良部島に残り続けるつもりなのか、再び薩摩藩に戻りたいと思っているかはわかりませんが、事件が起こります。いわゆる生麦事件ですね。島津久光を率いる大名行列の前に、乗馬を楽しんでいたイギリス人が現れます。大名行列が通るときには、土下座のように頭を下げるのが通常です。ところが、英国人はそんなことを知りません。無礼ということで切り殺されてしまいました。この頃、すでに外国人は横浜に居住地を作っていたわけですね。イギリスだけではなく多くの外国人が、長崎の出島のように外国人街を作っていました。横浜はまあ安全なわけなんですが、生麦は横浜からちょっと離れています。そのため、外国人にとってはやや安全が保証されない土地なわけですね。とはいえ、罪人が襲うのではなく、薩摩藩士に斬られるとは思わなかったでしょう。イギリスから見れば、罪人だろうが薩摩藩士だろうが犯罪なわけです。薩英戦争と呼ばれますが、常識的に考えれば薩摩藩がイギリスに勝てるわけないんですね。アヘン戦争で、清（いまの中国）がイギリスに敗れています。日本の一部である薩摩藩がイギリスに勝てっこありません。それでも、数日で薩英戦争が終わったのは幸運だったのでしょう。これ以後、薩摩藩とイギリスとの関係が近くなります。日本との外交ではアメリカに先んじられたイギリスですが、日本を利用して、利益を得たいわけです。薩摩藩は薩摩藩で、江戸幕府から実権を奪いたいわけです。イギリスと薩摩藩との利害が一致し、倒幕へと続くのですね。

それはそうと、江戸幕府の実権を握っているのが、一橋慶喜（松田翔太）です。将軍は徳川家茂ですが、若い家茂よりも将軍後見役の慶喜のほうが力をもっていました。それにしても、慶喜が久光のことを「芋が！」と罵倒するのが面白いですね。たしかに、英国人を斬り殺すことは江戸幕府にとっても常識外れなことですから、「芋が！」と言われても仕方ありません（笑）

わかりにくいのですが、薩摩藩と江戸幕府の関係はだんだんと悪くなっているのですね。寺田屋騒動からわかるように、久光は江戸幕府の実権を握りたいと思っても、倒幕までは考えていませんでした。しかし、慶喜という人は必筋縄ではいきません。慶喜の処遇に苦慮している薩摩藩が、吉之助を呼び戻そうとするのは自然な流れなんですね。一蔵が久光に吉之助を呼び戻すようとりなしていましたが、斉彬の薫陶を受けた吉之助の力が必要だったのです。

吉之助は沖永良部島から脱出するときに、雪篷は吉之助を見送ろうとしないのが面白いですね。薩英戦争のときに、「こんな島にいてられるか！」と叫びながら、ひとりで沖永良部島から脱出しようとしていましたね（笑）吉之助と沖永良部島から脱出したいのでしょうが、まだできません。もっとも、吉之助と雪篷との縁はまだまだ続きます。それは、追々わかるでしょう。

最後に、愛加那（二階堂ふみ）のところに吉之助が訪れました。これが、2人の最後の面会です。愛加那は明治維新後も鹿児島や東京に移ることなく、奄美大島で死ぬわけですね。

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吉之助が、薩摩藩に戻ることができたみたいですね。しかし、吉之助のいる場所はどこでしょうか？京都？それとも江戸？

新しい登場人物も現れます。岩倉具視（笑福亭鶴瓶）や勝海舟（遠藤憲一）が映っていました。そろそろ、坂本龍馬（小栗旬）も出演するのでしょうが、龍馬も登場するのでしょうか。

次回も、西郷どんから目が離せません。

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