アストロボット(ASTROBOT)レビュー【VRやってみた・遊んでみた感想】

アストロボット

アストロボット(ASTROBOT)ってどんなゲーム?

『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』(アストロボット レスキューミッション)は360度全方向でアクションを楽しめるVRプラットフォーマーゲーム。プレイヤーは相棒である主人公「ASTRO(アストロ)」をコントローラーで操作し、敵を倒し仲間を救いながらステージを進めていく。

アストロボット(ASTROBOT)の魅力は?

アストロボット2

クリアした感想だが一言で言うなら神ゲーだった。理由を順番に解説してみる。

アストロボット(ASTROBOT)はマリオ64に近い

本作のベースは純粋な3Dアクションである。プレイ感としては『スーパーマリオ64』が近く、各ステージの敵キャラ・マップ構成も非常に凝っている。3Dアクションゲームとしても純粋に面白く、至るところに「遊び」が用意されている。

『マリオ64』との大きな違いは「VR」ならではの没入感。プレイヤーは相棒「ASTRO」と共に惑星を探索し、迷子のBOTたちを救っていくのだがゲーム世界の感じ方が他のゲームの比じゃない。文字通り「ゲーム内」に入り込むことが出来る。本作の開発を担当したのがSIEジャパンスタジオ内の「Asobi TEAM」ということもあり画質も文句なし。「PLAYROOM VR」からも2年経過し、グラフィックは格段に向上している。

VR作品として初めてプレイした場合は『スーパーマリオ64』以来の衝撃を受けるはず。筆者も度々口を開けつつプレイしていた。本作についてIGN JAPANは下記の通り総括している。

『スーパーマリオ64』が3Dゲームの可能性を見せつけた最初の3Dプラットフォーマーなら、『ASTRO BOT : RESCUE MISSION』はVRの未来を切り開いたゲームとして歴史に残るべきだ。

アストロボット(ASTROBOT) ボリューム感

本作は定価5,292円というリーズナブルな価格でありながらボリュームも十分。バラエティに富んだステージや迫力と創意工夫溢れるボス戦に加え、BOT救出やコインを使ったコレクション要素、アクションゲーム好きに向けた「チャレンジステージ」まで用意されている。VR作品にありがちな「アイデア」ありき2, 3時間で遊びきれてしまう作品ではない。間違いなく価格以上、更に言えばPSVRとセット購入しても後悔しない体験を楽しめる。迷っている方はPS4, PSVR, ソフトを同時購入しても問題ない。

アストロボット(ASTROBOT) 演出

本作は「アクションゲーム」部分に注力しており物語は無いに等しいのだが、部分部分の「演出」に感情を揺さぶられる。ボス戦は大盛り上がりで興奮するし、ラストの展開は不覚にも泣いてしまった。主人公とプレイヤーが協力してピンチを乗り越えていく中で自分の中で「ASTRO」に対して特別な感情が芽生えていたことに気付かされた。ラスボス戦からの展開は貴方の思い出に残るものとなるだろう。

アストロボット(ASTROBOT)をやってみた感想

『スーパーマリオ64』が3Dアクションゲームとしての礎となったように『ASTRO BOT』がVRプラットフォームにおけるアクションゲームの礎になったことは間違いない。今後、本作に触発されたフォロワーが多数登場するはずだ。

本作で革新的だった部分は「プレイヤー=主人公」に限定せず「プレイヤー=第三者視点」に据え置き「ASTRO」という主人公を用意した点にある。「ASTRO」がプレイヤーに対して手を振り「プレイヤー」がガジェットを用いて「ASTRO」を手助けする構図は今までで経験し得なかった不思議な体験だった。また、ラスボス戦の総決算のような戦闘もゲーム好きには堪らない。プレイヤーと敵ボス、ASTROの関係が分かる見事な構成だったと思う。各ボス戦を体験できただけでも本作を購入して良かったと思った。

現状は深刻なタイトル不足に悩まされているPSVR。本作は間違いなくPSVRのキラータイトルであり、プレイヤー・開発者に素晴らしい体験を与えてくれた神ゲーだった。興味を持った方は是非プレイしてみて欲しい。

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