ブラックペアン 第2話感想ネタバレ 渡海VS高階の決着の行方は？

スナイプ手術の後の患者の急変は、高階を東城大での立場を悪いものにしていました。そんな高階を庇う様な発言をする渡海。でもそんな渡海に素直に礼を態度を言えない高階でした。

世良は遅くまで縫合の練習をしています。自分が何も出来なかった事を悔やんでいる世良。居眠りしていると、手術の必要な急患が運ばれて来ます。渡海を探しますが、どこにもいなくて焦る世良。覚悟を決めて手術室に入ると、そこには渡海がいて手術を始めていました。手術の途中で、いきなり手術を止める渡海。世良に続きの縫合をするように言います。落ち着いて縫合をし、止血のペアンを外す世良。すると縫合部位から出血がおきます。人を一人殺したな、いや二人か、と言い手術を変わる渡海。その様子を見ていた高階は、患者を何だと思っているのか、と渡海に言います。見ていたなら、あなたが代わりにやれば良かったのに、と逆に言い返します。

無事に手術を終え一命を取り留めた患者、小山は工場を経営しており、一刻も早く退院したい、と言います。退院しても良いが、明日あなたは死ぬ、もしこのまま何もしなければ1ヶ月後に死ぬ、と渡海は言います。小山の心臓弁の置換手術は、急いで行う必要がありましたが、佐伯教授のオペは2ヶ月先まで埋まっています。そんな時に、高階はスナイプを使った手術を提案します。佐伯は条件つきで手術を許可します。それは高階以外の人が手術をする事、そして手術に立ち会う事は許さない、の条件でした。そして、佐伯は世良を執刀医に指名しますが、反発する高階。冗談だ、と言い、後日手術のスタッフは決めると佐伯は言います。

小山はスナイプ手術を受けるのに難色を示します。スナイプは現在治験扱いになっており、コーディネーターである木下が仲介に入ります。スナイプ手術を行う事で報奨金が入る事を提示し、その金額は300万ある事を告げます。そして小山はスナイプ手術を受ける事を決意します。

小山の手術のスタッフが決まります。研修先を変更しようか悩んでいた世良でしたが、第2助手に入る事になりました。それに異論を唱える世良でしたが、却下されてしまいます。看護師の選定もされ、猫田と一緒に新人の隼も入る事になりました。翌日からスナイプの手術チームが集められ、高階によるレクチャーが始まりました。不安に思う世良に話しかける高階。外科医を辞める気か、と聞く高階。世良は、患者を殺しかけた事、自分もなんかが外科医になったら本当に患者を殺してしまう、と言います。高階は、今まで5人患者を殺した過去があり、その何千倍もの人を救う決意で仕事をしている、と言います。そして今逃げたら何人もの患者を殺す事になる、逃げる事は許されない、と言い高階は立ち去ります。都会と会い、話す二人。高階と渡海は、賭けをします。それは世良が外科医になるか、という賭けで、お互いの退職金1000万をかけたものでした。

手術前日に世良は渡海に呼び出され、書類を看護師に渡す様に言います。そして世良が悩んで書いていなかった研修先変更願いを渡海は持っており、今すぐ書けと言います。そして、移動する事で逃げる様な事をするのであれば、今すぐ医者を辞めろ、と言うのでした。

世良は隼に話しかけられます。練習してても、実戦で役立たなければ意味がない、と言います。そんな世良に猫田は、なら辞めればいいのに、自分だけが怖い思いをしていると思ってるの？と言います。必死に縫合の練習をしながら、なぜ自分は医者になりたかったのか、医者って一体なんなんだ？と自問する世良。

そして手術当日。手の震えを必死に隠しながら対応する世良でしたが、患者の小山の手も震えている事に気付きます。そして不安がる家族を励まし、手術室へ向かうのでした。手術の様子をモニターで見る、佐伯、高階、渡海、木下。そして手術は始まりました。患者の身体にスナイプを挿入し、シミュレーション通りに手術は進みます。最後にスナイプを使って人工弁の留置をすると、人工弁が違う所に展開してしまいます。術者のミスにより起きた事だと言う佐伯。人工弁を回収する事になります。高階は手術室へ向かおうとしますが、佐伯はそれを許しません。人工弁を回収する事になりますが、高階に助けを求めても手術室に来ません。世良は手術室を抜け出し、高階に助けを求めます。佐伯は、いつもスナイプ使うときにそうやって駆けつける事が出来るのか、と言います。高階はあおの言葉を受け入れ、手術室へは行けない、と言います。世良はあなたは命から逃げるつもりか、と言い、そして高階と世良は手術室へ向かいます。人工弁を回収する途中で、心臓から出血がおきます。人工弁が心臓の筋肉に刺さり、そこから筋肉が裂けている事により出血したのでした。そんな中、渡海が現れ、助けてやるから辞表をかけ、と言います俺だから出来るんだよ、と言い渡海は高階と手術を変わります。心臓を開き、直接人工弁を取り去る渡海。このまま手術を続行し、心臓弁の修復をすると言います。迫り来る時間のリミットの中、渡海は心臓弁の修復をします。そして世良に縫合をするように言うのでした。覚悟を決めて心臓の縫合をする世良。血液を止めていたペアンを外すと、血圧は安定し、出血も起きずに手術は成功するのでした。

佐伯に自分の行動を詫びる高階。今回のミスを見抜いていたのか、と聞きます。どんな手術もミスが起きる可能性がある、と言う佐伯。今回の事は想定内だと言います。それでも私はスナイプを諦めない、と高階は言います。高階に、この病院を辞めるつもりか、という世良。そんな世良君はどうなんだ？と聞くと、研修先変更願いを破り捨てて、覚悟を決めました、外科医になると告げる世良。そこに渡海が現れて、賭けは高階の勝ちである事、これで賭けはチャラになったという渡海。高階は東城大に残る事になりました。

次回は、二つの命のうち、どちらかの命しか救えない状況が起きるみたいです。果たしてどのように物語は進んでいくのでしょうか？