西郷どん14話「慶喜の本気」を目にする吉之助。なぜ本気になった？

この記事では、西郷どんを見逃してしまった、またはもう一度みたい人のために、

西郷どんのあらすじと感想、そして見逃し配信動画を見る方法についてお伝えします！

この記事では、2018年4月15日（日）20時放送、西郷どんの14話の感想をリアルタイムで書いていきます。

西郷どん 14話 あらすじ＆感想ネタバレ＆次回予想

西郷どん 14話 あらすじ

老中の阿部正弘（藤木直人）が急死し、斉彬（渡辺謙）の命で吉之助と正助（瑛太）は江戸に向かう。江戸では、日米修好通商条約締結のため、アメリカからの使者であるハリスが家定（又吉直樹）に席巻していた。家定は、ハリスの要求を受け入れようとする。だがこれは井伊直弼（佐野史郎）の意向どおりであった。

江戸に到着した吉之助（鈴木亮平）は、斉彬からの書状を届けるために、福井藩主の松平慶永（津田寛治）に席巻する。慶永は吉之助と家来の橋本左内（風間俊介）とともに、一橋慶喜（松田翔太）に次期将軍になるよう説得するよう命令する。

慶喜に橋本左内（風間俊介）とともに席巻するも、慶喜は全く乗り気でない。ますます慶喜を将軍に推す勢力は劣勢に立たされるのだった。

西郷どん 14話 感想・ネタバレ

吉之助と正助は江戸に向かったのはいいですが、登場するのは吉之助だけですね。正助は何しに薩摩から旅立ったのでしょうか（笑）

その頃江戸城では、アメリカからの使者であるハリスが家定に席巻しています。日米修好通商条約を結ぶためですね。

「幾久（いくひさ）しく友好を保ちたい」

と繰り返しハリスに向かって話します。完全に頭のおかしい人扱いですね。しかし史実では、ハリスは家定の印象を見て、普通であったと記録に残しています。もっともこの修好通商条約を結んだときの将軍は家定ではないんですね。

ともかく家定は井伊直弼にしたがうままに、アメリカとの修好通商条約を結びたいと言っているみたいですね。

反対するのは、慶喜派の徳川斉昭（伊武雅刀）らですね。ただ老中の阿部正弘は死んでいるので、慶喜派よりも紀州藩の徳川慶福派が強いのですね。その代表が、のちに大老になる井伊直弼です。

とそこまではいいのですが、直弼は慶喜に刺客を送るのですね。その刺客と出会う吉之助は、直弼のいる藩邸に呼ばれます。まるで吉之助は幕臣や藩主のような扱いです（笑）実際には一橋慶喜にも会ったことのない吉之助ですが、大老になるくらい大物に呼ばれるわけありません（笑）

それも熊吉（塚地武雅）のことまで、スパイを使って調べ上げていますからね。どんだけ重要人物視されているんでしょう。吉之助は薩摩藩の家老になったのでしょうか（笑）

ただ直弼と吉之助に接点がないかというとそうでもありません。直弼は、のちに大老になって一橋慶喜派の武士を弾圧・粛清するのですね、よく知られる安政の大獄です。徳川斉昭や一橋慶喜、松平慶永らが隠居・謹慎させられるだけでなく、死罪になる人も出ます。実は、吉之助も捕らえられそうになっています。

ともかく、一橋慶喜派と徳川慶福派の2つを中心に政治争いが行われるという図式が続くわけですね。2つの派閥は水戸藩や彦根藩、それに薩摩藩といった武家の権力争いだけでなく、大奥の中でも繰り広げられるのですね。篤姫（北川景子）が家定に次期将軍を慶喜にするよう進言したかはわかりませんが、家定の生母である本寿院（泉ピン子）は徳川慶福を次期将軍に推したと言われています。

直弼の要求を吉之助が断ったからかはわかりませんが、直弼は刺客を送って慶喜を暗殺しようとします。しかし橋本左内と吉之助のおかげで助かります。その刺客を殺害する吉之助。武士なのに、人の命を奪ったくらいで動揺していますね。こんな気弱な武士では、いざというときに切腹できるのか心配になってしまいます（笑）

それよりも死体の処理を指示する慶喜が面白いですね。時代劇でよく出てくる悪代官を見ているようです。家来に命令し慣れているのでしょうか（笑）その割りには、逃げ足だけは非常に早いですが（笑）

「おまえら（吉之助や左内）が将軍に推そうとするから、狙われるのだ」と言う慶喜の気持ちもわかります。

「慶喜の本気」というのは、左内と吉之助を引き連れて向かった彦根藩邸で見られます。次の将軍になると直弼に言い放ちます。将軍になる気は全くなかった慶喜でしたが、本気にさせたのは吉之助ですね。

吉之助が殺害した刺客の命も1つの命だから大事なんだと考える吉之助の熱さが、慶喜を動かしたということでしょうか。吉之助は慶喜の家来のように振舞っているのですが、10年も経つと対立する立場になるのだから不思議なものですね。

西郷どん　15話（次の放送分）予想してみた

家定が倒れます。死んでしまうのでしょうか。そうなると、次の将軍は誰になるのでしょうか。

そして斉彬。自分の代わりに動いて欲しいと吉之助に託します。顔色の悪い斉彬も長くはないのでしょうか。

次回も西郷どんから目が離せません。

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